外教日記壱拾七《外国語を教えるということ》

生徒諸君にアンケートをとった結果、友達になりたいアニメの登場人物トップ1は「探偵コナン」だとわかった。
二位は「犬夜叉」「ワンピース」「NARUTO」「ドラえもん」各一票なのだから、コナンの人気の高さがわかる。

でも私は遠慮する。
この主人公と友達になれば行くところ行くところ100%の確率で殺人事件にでくわすんだから夏休みもろくに楽しんでいられない。

「無料招待、無人島の高級ホテル」なんて誘いには死亡FLAGがハリネズミのように立っている。

でもまあ、昔からの仲間は殺されないというflagも盤石(ばんじゃく)らしいから、第一回目に遡(さかのぼ)って最初から友達になれるなら考慮してもいいかもしれない。
しかしコナンは1994年に始まって、もうコミックも41巻を数える、黒の組織がいつマンネリ打破のためにコナンの友人を狙わないとも限らないから用心してほしい。

外国人教師が“外国語会話の試験”を担当するのは当然なのだが、採点にはいつも苦労する。
文法の正確さを取るか、言葉の量を取るか、録音したものを何度も聞き返しても判断が付きかねる。
だから教師は学生が予習してきたかどうかを採点のよりどころとする。

やたら“う~”だとか“あ~”だとか言って話を伸ばす学生は、予習していないのが歴然(れきぜん)なのである。


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