外教日記其の壱《中国から日本に帰った日本人の悩み》

私は政治が嫌いだ。特に愛国的な政治主張は大嫌いだ。
理由は簡単、私にとって「人類の歴史」は最低でも500万年の長きに渡る。
私はたまたま日本人として生まれたが「日本」という国の歴史など神話レベルを入れてさえ2700年程度。500万年の人類史の中ではほんの一瞬でしかない。
どの国にも自国の文化を守ることを金科玉条としている人が少なくない。たぶんそういう人にとっては「人類の歴史」とはたった数千年の範囲を指すのだろう。
そういうわけで政治嫌いな私ではあるけれど、やはり政治を変えて社会を改善したい。社会問題の無い国など存在しないのだ。
そして社会を改善するために手っ取り早いのは政党に所属することである。
日本には中国と違って多くの政党がある。右から左まで言論を主張するのは自由である。
街角で現在の首相の名を上げて「✕✕✕首相辞めろ!!、✕✕党反対!!!」と叫んでも警察が捕まえに来たりはしない。
だが、政党の選択肢が多くても選ぶのは簡単ではない。
例えば私は税金問題などではA党の方針に賛成だ、でも教育問題ではB党の方針に賛成だ、という場合はいったいどうすれば良いのだろう。
またある政治家個人は支持するが、その政治家の属する党の方針には賛成できないという場合も多い。
もちろん日本の政党の99%が党内での反対意見を認めている。党の方針に服従というのは重大な問題に限る。
民主主義というのは難しい。党がたった一つしかなく、党の方針には絶対100%賛成というのはある意味楽なんだろう。でも私はやはり自分の頭で考えていろいろな可能性から自分で選びたい。
昨日も大阪で住民投票があり今後の自治体の方針が決められた。
民主主義の実行は選挙が基本である。選挙の実施には多額の予算が必要だ。
でも欧州のある小さな国ではほとんど毎週のように選挙が行われ、ほんの小さなことでも全住民の投票で決めるそうだ。こんなに定期的になってしまえば選挙にかかるコストも安いだろう。
さて、今度の国会議員の選挙は誰に入れようか??

コメント